前回に引き続き、コミュニケーションにおけるボケとツッコミについてお伝えします。
圧倒的に「ツッコミ」がモテます。障害の有無関係ないっす。
とお伝えしたのですが、その理由とは何なのでしょうか。
一言でいうと、「相手の面白さに関係なく話が完結する」からです。
ボケはツッコミありきでの会話のやり取りが前提なので、ツッコまれないことには会話が終わらないというリスクがあります。
ツッコみやすくボケるってとても難しいです。
前回お示しした
女「アボカドがすきなの」
男「俺の上半身アボカドだよ!」
女「え、どういうこと?」
男「・・・。いや、うん。なんでもない。」
この例では、女性が上手くツッコんでくれないことには完結しません。
そして、女性の印象は「なんかこの人と合わないな」になります。
一方、ツッコみであれば周りにあるものにツッコんでいけばいいので、比較的簡単に会話上手になりたければこちらを練習していったほうが汎用性は高いです。
ツッコみって何なの?というところですが、
難しいことは考えずに、最初は「共感を呼ぶ指摘」と考えて頂ければいいかと思います。
りんごを指さしながら、「このみかんさー」(すかさず)「りんごな」
ということです。
「大多数の人が「確かに」と思わせることを指摘する。」こう意識すれば簡単に思えてきませんか?
とても大事なことは「笑顔でツッコむこと」です。
冷たい目線で「りんごな」と言うと、、、
想像できますよね。笑
プロの芸人さんはこの指摘の言い回しがとても上手いです。
フットボールアワーの後藤さんであれば
共演者の芸人がギャグでスベった時
「お前、よくそんなギャグ出せたな。陶芸家やったら割ってるヤツやで」
普通のエピソードを声の大きさで乗り切ろうとする鈴木奈々に対して
「話の内容と声のボリュームが比例してないねん!」
アップで撮られたクリス松村の顔に対して
「いや、線が多いて。顔に線が多い」
と、いう感じです。
皆さん、「確かに」と思いませんでしたか?
このように、「指摘」がそのまま「ツッコみ」となります。
ツッコむ対象は別に相手である必要はなく、
・待ちゆく人
・ニュース
・身近なアイテム
・場の空気
何でもあります。
※関西風に「なんでやねん節」を使う必要ないです。
日々の生活の中でいろんなものにツッコんでみる練習をしてみてはどうでしょうか?
最後に練習問題貼っておきます。
さぁ、思う存分ツッコんでください!